コーヒーも頭痛薬?

コーヒーも頭痛薬?

以前、ジョギングが頭痛薬?というページを書きました。今回はその第二弾で、コーヒーの頭痛への効果の可能性について考えてみます。

なお、今回のはジョギングの件と比べるとかなり仮説的です。効果は全く保証できませんので、あくまでそういう可能性があるかもしれない、という前提のもと話を聞いてくれるとありがたいです。ではいきます。

コーヒーが生理の頭痛に効くなんて思いもよらない。と多くの人は思うんじゃないでしょうか。しかし、頭痛に関して言えば、生理によっておこる頭痛のメカニズムを考えると、コーヒーで頭痛を抑えられるような気がするんです。

コーヒーが頭痛に効くかもしれない理由

生理によっておこる頭痛のメカニズムをここで一度おさらいすると、月経で女性ホルモンが乱れる→自律神経も乱れる→血管が拡張する→血流が低下&広がった血管が神経を圧迫→頭痛、という流れになります。

女性ホルモンと自律神経は影響しあっています。自律神経は血管の収縮・拡張を調節し、血流をコントロールしています。そのコントロールが乱れて血管が拡張すると、脳の神経を刺激したり、血流が低下して脳の貧血が起こったりします。そして頭痛です。

以前の記事では、このメカニズムが、寝すぎた日の頭痛に似ていると書いたかと思います。寝すぎた日は自律神経が狂ってるので、上と全く同じことが起こります。

で、こういう時の頭痛に効くのがコーヒーなんです。コーヒーはカフェインが含まれることで有名ですが、カフェインは脳血管収縮作用を持ちます。乱れた自律神経が広げた血管を収縮することで、脳神経への刺激も減らし、血流も増大させます。

実際的な問題

このコーヒー療法(笑)を行うとき、実際問題が結構あります。

まず1つめは、これはただ単に一過性の、一時的な頭痛の回避方法ということです。日頃からコーヒーを飲み続けているから、生理の際の頭痛が起きにくくなるということは絶対ありません。ジョギングはむしろその逆で、普段からジョギングを行うことで自律神経が整う体になり、生理の際の頭痛が軽減される可能性があります。生薬については可能性があるだけじゃなく、実際に効きます。医薬品ですから。

2つ目の問題、これがかなりネックです。コーヒーにはタンニンが豊富に含まれています。タンニンは抗酸化作用がある魅力的なポリフェノールなんですが、貧血を悪化させる恐れがあります。タンニンは鉄と化合しやすいので、鉄分の身体への吸収を阻害するんです。

女性は貧血の方が多いですし、そうでなくても生理中やその前後ですから、身体は弱っています。その時に貧血を悪化させるようなことをすると危険です。貧血になりにくい体質だったら大丈夫だと思いますが、それ以外の場合は注意が必要です。

著者:頭痛ヒヨコ

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